【 EVO2016】ゲームのために海外行った男の遠征記

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7月にEVOに行ったときの思い出記事です。
今更感もありますが、サンムーンも発売されるし世代の節目として何かしら記事にはしたかったので残してみました。

【その1】 EVOってなんぞや

「アメリカに行ってEVOってゲームの大会に参加してきたよ!」

って突然言われてもぽかーんってなってしまいますよね。実際話した感じはそうでした。
そもそもEVOってなんぞや。わざわざゲーム海外に行ってまで参加する意味はあるのか。普通の人ならこう考えるのが一般的でしょう。

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EVOは簡単に言うと、アメリカで開催されている超大規模なゲームイベントです。
大規模なゲームの祭典は日本でもありますよね。大会だとWCSや闘会議。ゲーム体験型イベントだとTGSなんかも。

EVOはもうそれらとは比べ物にならないくらいデカいです。まずは下の画像をご覧ください。

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人多い!!!

多い、そしてでかい。規模が違うという意味がなんとなく分かったかと思います。

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この大会では複数の競技が同時に行われてますが、一つの競技の参加者はなんと1000人以上。特にメイン競技でもあるストリートファイター5は今回で4000人を超えました。やばすぎ。

EVOとはまさに格ゲープレイヤーにとってもそうでない人にとっても憧れの象徴。これだけの人数が集まると、当然大会としての質も演出面も相当なクオリティになってきます。
自分自身どはまりしてるスマブラWiiUの競技が開催されることもあり、シングル厨主催として演出と盛り上がりの参考に、かつプレイヤーとして名を馳せにるために参加してきました。

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図1.大会参加を決意した男と使用予定キャラ(愛犬で代用)

【その02】ラスベガスの町はこんな感じ

色々すっ飛ばしてるけど、まずは観光でしょう!とラスベガスの街並みを紹介。

ホテル&街並み

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今回泊まったホテル「WEST GATE」
EVOの本戦&予選会場としても使われた場所で、会場と宿泊施設が一体となってます。海外やべぇポイントその1。

1そんでもってラスベガスといえばカジノ。
驚くべきはこのカジノ、街のどこにいっても置いてあります。ホテル内はもちろん、空港やちょっとした買い物をするためのスーパーにもあるほど。さすがドリームランド。

ちなみに僕は人生初のブラックジャックに挑戦しましたが、ディーラーが強すぎて勉強をしている途中100$が一瞬で溶けて終わりました。カジノの才能なかった。

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街に出てみると日差しがとにかく強い…。
ラスベガスは砂漠の中にあるオアシスなので、天気は想像してた以上に晴ればれとしてます。
日本だとけだるさを感じる暑さも、ラスベガスではだるさを感じさせてくれません。なんかもう痛いレベル。

写真は適当に撮った建物の一部。ラスベガスではこれくらいデカい建物が町中ずらーーーっと並んでます。

 

グルメ

街で食べたグルメを少しだけ紹介。

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アメリカといえば肉!!!といわんばかりの贅沢かつ巨大な肉。
写真だと少し小さく見えるけど、両手で覆えるくらいでかいです。手前のポテトも尋常じゃないサイズでした。
肉はというとずっしりくる感じ。ソースもシンプルで途中で味付けも替えられないので気分もずっしりしてくる。本当おいしいんだけどこんなにはいらない。

この料理はぎりぎり完食。肉が出てくるまで「米とセットじゃないから物足りなそうW」とか調子こいたこと言ってましたが、ほんとふざけたこと言ってすみませんでした。って感じでした。

奥にちらっと見えてたのはサラダ・・・ではなくレタスの塊にソースをかけたもの。
これまたでかい。そんでソースの味が濃い。これだけで一食分担えるんじゃないかってレベル。アメリカ人がみんなデカい理由がわかったような気がしました。

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あとはやっぱりサンド系が多いですね。米や麺は当然ないとして、炭水化物を取る人は大体がパン系かパスタになるんだそう。
手ごろなお昼を探した挙句ここにしましたが当然食べきれませんでした。無念。

EVO前のちょっとした大会

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こちらは同じくラスベガスで開催された事前大会。ラスベガスでゲーマー向けのショップを開いているオーナーの元で開催された大会。
夕方からの始まったのに集まった参加者は60人近くいるそうな。みんなモチベ高い。

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こちらが大会の主催かつショップのオーナー。
スマブラではルカリオ使いの「Exo」。
大の日本ファンらしく、定期的に日本に来てはショップで売るためのグッズを買い付けて自分のお店で販売しているそう。
そしてスマブラも大好きらしく自分の店で大会も定期的に開催しているんだそうな。輝いてる!

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お店の従業員と撮った一枚。みんなノリがほんといい。雑な英語でもちゃんと聞き取って返してくれるいい人たちでした。
ちなみに自分も大会参加したけど途中で殺されて負け。ベスト8か12くらいだったかな?もっと上目指していたので悔しさと不安を残し大会へ。

【その03】EVO2016~開場~

ラスベガスの街を一通り紹介したところで、予選までの流れを振り返りってみます。

会場までの道のり

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ホテルから会場までの道のりは結構長い。部屋から歩いて15分以上はかかります。
道中に敷かれているカーペットの道がこれまたすごい雰囲気が出てて、ポケモンリーグの道を歩いているような気分でした。どきどき。

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そんなこんなで受付を済ませて受け取った選手表。
プラスチックのパネルだけど、これまた超かっこいい。
裏面には大会の情報が載ってるアプリを入手できるQRまでついてきます。至れり尽くせり。

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会場直前にもなると人がゲート前にごった返し状態に。
物販もあるので当然といえばそうなのだが、闘会議の入場前を思い出します。雰囲気はかなりグッド。

自分の予選は夕方からでしたが、物販も見て回りたいので朝一で飛び出して会場へ向かうことに。

 

物販コーナー

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会場でか!!!そんで広い!!!
さすがこれだけの規模となると広さが段違いです。これだけの人数がいるのに窮屈さはさほど感じませんでした。 

 

さてお待ちかねの物販コーナー。
海外は非公式大会だろうと物販ががっつり行われてます。権利関係とか大丈夫なんだろうか…という面倒な考えは物販コーナーを見た瞬間弾け飛びました。

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さて自分がまず向かったのはこちら。chaosというゲーミングデバイス塗装専門ショップ。
カンタンに言うとコントローラーとかの塗装を専門にしているショップです。
今回アメリカまで来た目的の一つにこのchaosのコントローラーを購入するというものがありました。chaosのコントローラーはなんといっても見た目がかっこいい。塗装具合といいオーラといい明らかなクオリティの高さが伺えます。

 

19 15 14 今回特に目玉商品だったのがこれらのEVO仕様コントローラーたち。自分スマブラメインだったのでGCコンを購入。友人の分も頼まれていたので即売り切れやしないかとヒヤヒヤしてましたが、自分の前の客は皆アケコンを買っていったのでなんとか買えました。

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20他にも様々なグッズを取り扱うショップが数多くありました。EVO限定シャツ専門店はもちろん、キャラクターのグッズなんかも数多く並べられてました。

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こちらはファルコンランチのTシャツ。かわいすぎ。迷わず購入。

 

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こちらは日本国内プロゲーマーのポスター。いやかっこよすぎか。全9種類くらいありましたが、セットで購入しました。

そんなこんなで買い物を満喫したライト少年。
この後は特に予定が無かったので荷物を自室に置いて仮眠を取り、いざ予選会場へ。

【その04】EVO2016~本戦スタート~

EVOの形式はいわゆる本戦まで直進するタイプで、予選の段階でトナメ形式で試合が進んでいきます。
通常予選で選手を絞る際はリーグだったりスイスドローを採用するのが一般的ですが、これだけの参加規模ともなるとトナメでゴリゴリ削っていくのが効率がよいのでしょう。

簡単にルールをまとめると

  • 2本先取
  • キャラクターの変更あり
  • 一度負けたら敗者側へ。pools(予選のこと)のファイナルで負けた場合敗者側のまま本戦へ進む
  • 敗者側でも負けたら競技終了

というもの。優勝を目指すなら、まず予選を勝ち抜き次の本戦でベスト24に入ることが必須条件となります。厳しい…。

23予選~本戦は結構小さなハコで行われます。騒音は凄まじいのでヘッドホンは配慮され全台に導入されていました。
観客的には音がないと少し物足りないですが、ギャラリーの騒音やステージの轟音が凄まじいのであんまり関係ないです。

さて自分の予選ですが、初戦はガチガチに緊張していました。
普段やらないミスを連発したり、自分から仕掛けない堅い(悪い方)立ち回りを連発してしまったりと、とにかくひどいものだった。
予選の写真をほとんど撮っていないのが緊張している裏付けとなっています。すみません。

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ただ勝ち上がっていく途中で「your duck hunt is strong!!」と話しかけてくれる人が登場。なんて嬉しいんだろう。ガチガチな立ち回りしてしまったのに幻滅してる中で応援してくれる人がいる。こんな嬉しいことは中々ありません。途中クッパに1本取られて底なし沼にはまりかけましたが、彼のおかげで緊張も緩和されてなんとか勝者側決勝まで来れました。

勝者側決勝戦/少年(名前忘れました) 

試合 使用キャラ ステージ 勝敗
1本目 終点 ×
2本目 終点
3本目 村と町

対戦相手は高校生くらい?の若そうな少年。
対戦席の後ろでは明らかなお母さんお父さんオーラ出てる人たちが応援のために見守っていました。すげー感動、でもってプレッシャーもすごい。

1戦目は流れ取られてあっさり負け。普通に強い。ダックハント知らないシークは行けるとか思って完全に侮っていました。
海外特有の押せ押せなシークだったので2戦目以降は待ってみることに。ステージそのままだけど取り返せた。

3戦目は台ステージ取られるかなーと思ったらなんと村町。対シークは台あるとかなり苦しいのでラッキーでした。1スト目かなり良い感じでダメージを稼いでいたところで

 

プツッ

 

なんと自分の対戦台を含めた全ての台で電源がOFFに。どうやら配線に問題があったらしく一気にざわつく会場。
試合自体開始スタート直後だったので「最初からやり直そう」と話して再試合することに。再現が良かったけど親後さんが応援してる中言えないチキン。

再試合も流れは悪くなく、2スト残した状態で相手残り1スト100%近くまで蓄積。バーストされるものの取りこぼしがないようにしっかり立ち回って勝利。

 

という感じで勝利して無事に勝者側のまま本戦へ進出が決定しました。
対戦してくれた少年と熱い握手。笑顔だったけど親御さんに振り向いたときの顔は切なそうな感じでした。きまずい・・・・・。

ともかく日本勢のほとんどが勝者側で本戦に進んでいたのでここを取れて本当に良かった。緊張も解れてきたので仮眠を取り直していざ本戦へ。

 

本戦スタート

本戦ともなると動画やTwitterで名前を聞くような有名プレイヤーがわんさかと登場してくる。
自分のブロックはAlly、Ned、Nakat、Engelcortesといった名だたるプレイヤーが勢ぞろい。自分含め、この中から2人しか明日のTOP24に進むことは許されません。

自分にとって最大の難関は「Ned」というクラウド使い。多くのトーナメントを勝利してきた猛者で勝者側2回戦で当たります。見た目もかなり凄みが出てるのに年齢はまだ高校生辺りだとかで更に驚愕。

1回戦目は思い出せない(ごめんなさい)けどなんとか勝って2回戦から

勝者側2回戦/Ned ×

試合 使用キャラ ステージ 勝敗
1本目 32px-CloudHeadSSB4-U 終点
2本目 すま村 ×
3本目 終点 ×

動画(2本目のみ)

1本目は得意の終点で勝負。最初はわからん殺しで火力を取りまくって押せ押せな感じで行けましたが問題は2戦目以降。
明らかに対応されて缶生成に対して待ちの体制を取られています。

こういう状況は「缶を出してガンマンを出して相手を動かせてから缶を当てにいく」のが正解なのですが、自分は缶弾かれてダメージを受けたり缶を当てた後の追撃を逃したり…と結構なやらかしをしてしまっています。流れも悪く2スト残されてバースト。

3本目は終点で取り返そう…としてダメージ先行したまでは良かったものの、その後流れを取られてしまいこちらのバースト圏内の甘いその場上がりに対してリミット凶切りでバースト。
その場上がりだけはやってはいけなかった…あんなに対策したのに…と悔しみに追われても負けは負け。まだ上がるチャンスは残されているので気を取り直して敗者側を進みます。

 

敗者側はちょっと省略します(勝ってます)が、前日の大会で当たったワリオ使いの方や、日本語を綺麗に話すディディー使いの人など、個性豊かな人たちに当たりました。
対戦が終わった後「自分の何がいけないか、良かったらアドバイスをくれない?」と自ら話を聞きに行ったりと、向上心の高さを目の当たりにしました。海外すげぇ。

そして敗者側で勝ち上がりベスト48を決定する試合。相手はなんとNakatに落とされたNed。熱い再戦のときでした。

試合内容は1度目と同じ、自分が1本目を取り2本目を取られ緊張が走る3本目。
ストックリードをしたものの速攻で追いつかれお互い1ストック同士。緊張からかその後ほとんどダメージを入れられず最後は崖上がりに凶斬りを合わせられ終了。

内容自体思い返すと悪い部分は多々あったものの、あの試合こそ自分の限界だったと思います。
負けた直後は端に置いてある机に突っ伏して10分くらい静止してしまう位悔しかったですけどね!それでもスマブラを初めて1年と数ヶ月、アメリカという大舞台で強敵に出会えたことが嬉しかったです。良い経験になった!

というわけで初の海外遠征は64/2000(約)で終了しました。数字にしてみると結構なところまで行けてますが、ここから先を上がるのには相当厳しい戦いに勝ち抜かなきゃいけません。もちょい精進が必要だ。

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翌日の朝からTOP24のスクリーン放映があったのでピザ片手に応援。
決勝戦の時間帯になると会場が人で溢れて通れる場所がなくなるくらいの熱狂ぶりでした。

日本人は優勝こそできなかったものの、かめめ選手が初出場でなんと準優勝という快挙を達成!
その後国内にてプロ契約し、晴れてプロスマブラー誕生となりました。いやすごすぎる。

スマブラ部門は2日目で終了。3日目に続きます。

 

【その05】EVO2016~世界最高の舞台 in マンダレイベイ~

EVOは2日目が終わると会場が変更となり、3日目にマンダレイベイという場所で選ばれた競技のTOP8が放映されます。

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見よ!!このド迫力な舞台!!!

完全に試合を観戦するためのステージですね。もちろんフードブースも充実していて、フードを食べながら1日中観戦することができます。
自分は昼から会場にずっといたのですが、どのゲームも盛り上がりっぷりが凄まじい。特にスマブラDXではプリン使いのHboxが初のEVO優勝を果たすという快挙を成し遂げるなど、ドラマチックなシーンが多く見られました。

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そんでもってステージの演出クオリティが高い。対戦用のステージはEVOのロゴマークだし、プレイヤーの使用キャラがステージに投影されたり、ゲーム内ステージがEVO仕様だったり・・・と、これでもか!という位派手な演出を出してきています。

そして観客の盛り上がりも昨日までとは段違い。アメリカ人選手が活躍している場面になるとコールが自然と発生し、誰が仕掛けたわけでもないのにウェーブまで発生していました。会場の空気感と一体感といい…感動のあまりこっちも叫びだしたくなる程でした。

思わぬサプライズも

会場を出てフードを買いに行こうとした矢先、どこかで見たことある顔が…。

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そう!なんとあの梅原大吾選手が休憩スペースにいらっしゃいました!
他のファンとの写真撮影も終えた直後だったらしく、一人でのほほんとしているウメハラ選手。

これは行くっきゃないでしょ・・!と自分でも引くくらいの速度であいさつに行き、一緒に記念写真を撮ってもらいました!
本当は今回の結果とか色々聞きたかったのに、緊張のあまり何も話せず写真のお礼だけ告げて退散。もったいないことした…次はスマブラでもっと結果のこしてから会いに行きます。

 

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というサプライズもあり、大満足の海外遠征でした。
なんとなくで決めた海外遠征でしたが、プレイヤーとして、大会運営者として自分自身の目標を新たに持てたことは本当に良かった。とても良い経験となりました。
言語の心配なんかもありましたが、フィーリングだけで結構通じてしまうのが面白いところ。「迷ってるくらいなら行ってこい」ってのは本当なんだと思い知らされました(笑)

 

他にも街の観光だったりTwitchパーティに参加した内容だったり…まだまだ語りたいことはありますがひとまずここで終わりにします。
今回で海外に興味を持った人のために、「海外遠征で気を付けたいこと」をまとめた記事をいずれアップする予定です。いつになるかは未定ですがお楽しみに。

 

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というわけで今回はここまで。
また来年も行きます!ありがとうEVO!!

 


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