SGC single game championsips開催にあたって

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SGCsingle game championsips が来年の一月に開催されます。簡単に言うとポケモンとスマブラという複数のゲームタイトルを併合した合同大会で、これまでのポケモン大会とはちょっと感覚が異なってくるのではないでしょうか。

そんなSGCはどうやって開催にまで発展したのか、運営側の裏事情なんかを少し語ってみます!

 

 

【SGC開催のために①】 シングル厨の課題

シングル厨のつどいは「ポケットモンスター ダイヤモンドパール」の世代から開催されているポケモン対戦オフで、僕が主催になってから単純なオフではなく様々な演出を盛り込んだ「イベント」として開催してきました。
参加者の割合は第5世代になってから非常に増え、前回開催時は参加定員350人に対して応募が約450人と、定員を100人近く超す応募がありました。とてもありがたいことです。

さてそんなシングル厨ですが、実は年明け1月の開催が終わってから2つの問題に直面していました。
1つ目は定員漏れが依然として多いこと。

いやこれは問題というべきか、参加したいと思ってくれている方が多いのは普通にうれしいことなんですが
既に定員を超す応募があるのに参加者が入りきれない状況というのは結果として参加者全員を満足させられていないので、運営としては見過ごす訳にはいかない課題の一つなのです。

参加者の枠を増やすというと簡単に思えるかもしれませんが、関東にある貸会場には限りがあり350人を超える人数が入れる場所となるとそれこそ会場費や設備費が高すぎて、参加費的な意味でかなり厳しい条件が揃っているのが現状でした。
(実際に、350人→500人とするだけでも会場費+設備費に数十万上乗せすることとなってしまいます。)
1000人規模にすれば参加費を上げずとも資金面での問題はクリアできそうですが、そもそもポケモンオフ参加者のみで1000人が集まる見込みがない上に運営進行にとってもかなり負担の重い1000人規模を簡単に開催することはできず、中々条件をクリアできません。これは困った。

そして2つ目の問題はタイムスケジュールが過密すぎることです。
今までのシングル厨は、スタートしてから決勝戦を終えるには21時ギリギリまでタイムスケジュールを確保する必要がありました。
350人規模ではなんとかなっていましたが、今後参加者が増えてやることが増えてくると時間は必然的に足りなくなってしまいます。このままでは仮に会場を確保できたとしても「深夜までやることになりました!終電ありません!みんなごめん!」なんてことになってしまいます。絶対ダメでしょ。

そして日本人はなんといってもイベント後の打ち上げが大好きな人種。この過密スケジュールでは知り合った参加者同士のイベント外の交流を満足に行うことができません。せっかくのイベントなのに交流もないまま終わってしまうのは達成感としてはかなり微妙ですよね。

 

さてさて、ここら辺りでシングル厨が次のステップに進むために必要な条件をまとめると、以下の通りになります。

  • 500~600人規模の大会開催ができる会場を見つける
  • その上で参加費を前回よりも上げない。一日1500円の枠を超えない
  • 一日開催では限界が訪れる。そうなる前に3連休の頭2日間に2日開催を導入する

他にも課題は多いのですが、この3つの課題がとにかく重くこのままでは停滞が続いてしまうのが非常に苦しいところでした。

【SGC開催のために②】 ウメブラからの提案

そんな問題を抱える中、今年の5月にシングル厨を開催する段階で一通の連絡がありました。連絡主はスマッシュブラザーズ用の大会を開催している「ウメブラ」という団体の主催であるうめきさんでした。

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ウメブラというのは大乱闘スマッシュブラザーズの大型イベントとして確立している団体で、現在では大会募集200人超に対して10数分で応募が定員に達する程の人気を誇っているカリスマ集団です。
イベントの集客率も凄いのですが、特に一度参加したプレイヤーのリピーター率が高く、海外においてプロ契約している凄腕の選手も遠征に来るほどの勢いを出しています。
Twitchの同時視聴者数は8000人を超える程。その注目度の高さはこれからも勢いを増し続けていくことは間違いありません。

実は(みんな知ってる)僕も去年の春過ぎ辺りから参加させてもらっていて、運営力と配信力の高さ、継続参加者層の厚さはこれまでのポケモンオフやイベントでは見られないものばかりで当時のライトさんはただただ驚くばかりでした。

さてそんなウメブラですが、今回ある提案があるとのことでスタッフ数名を連れてわざわざシングル厨までお越しいただきました。
そこで提案された内容は「シングル厨とウメブラで合同の大会を行えないか」というもの。
要約すると、1000人以上の人数が入れる大田区産業プラザPioにある大展示ホールを借りて、複数のゲームタイトルを扱うイベントを開催できないか。というものでした。

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複数のゲームタイトルを扱うイベント。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが海外の大会「EVO」等で関心のある人は結構多いのではないでしょうか。
EVOは1タイトル平均参加総数が1000人を超える超大規模の大会で、ゲームの祭典といえばこれ!という人もいるほど巨大な運営力と認知度があります。
日本でも馴染み深いスマブラforWiiUでは実に2000人を超える選手のエントリーがあり、新しい競技性の高いゲームジャンルとして確立しつつあります。

そんな複数タイトルを扱うイベントを日本で、そしてその中にポケモンというタイトルを入れ頂上を争う舞台を用意できる。なんて夢のあることだろうか。
当時シングル厨を大きくしていく上での課題に直面していた僕にとって、今回の提案上記の問題をまとめて解決できる今回の提案は非常メリットが大きいものであると同時に、新しい挑戦のチャンスであると確信したのです。

かくして、今回ウメブラ運営陣×シングル厨運営陣による合同大会「SGC-single champion sips」の開催が決定しました。
幸か不幸か、8月のEVO開催後に「EVO JAPAN」開催の情報が解禁され全国的に話題にもなりましたが、それでもポケモンという格闘ゲームジャンルとは異なる競技性を持ったゲームがそこに存在するというのは今後のゲーム大会にとって大きな意味を持つこととなるでしょう。

【SGC開催のために③】SGCにシングル厨が参戦する意味

今回の発表でおそらく多くの方は「なんでシングル厨が他ゲーと合同開催になってるんだ」と困惑した方も結構いたんじゃないかなーと思います。
(なんでポケモンがスマブラと合同なんだ!シングル厨の主催はスマブラに魂を売ったのか!?という意見もちらほら見かけました(笑) )

今回、シングル厨のつどいとしてSGCとして開催することには別の意味で大きなメリットがあります。

一つには先程も取り上げた通り、シングル厨が次に進むためのステップを踏めるということ。
参加規模を上げすぎず、新しい制度を導入することでいずれ開催する1000人規模の大会の準備ができる。今後シングル厨を開催していく上で必要になる課題をクリアしつつ次の舞台へ進めることができます。
今回別団体との共同開催ということもあり、ウメブラが今まで行ってきた運営を勉強させてもらえるという面においてもとても心強いです。

そしてなんと言っても、ポケモンを知らない人達にポケモンという新しいジャンルが持つ可能性を伝えられる点は非常に魅力的と言えるでしょう。
ポケモンに限らず、界隈の様子や勝ち上がったプレイヤーの注目度というのはそのゲームジャンルを知っている人にしか共有されず、周知させるという意味ではどうしても閉鎖的になってしまいがちです。
特にオフラインのポケモンは有名なプレイヤーは他のゲームに比べて少なく、プロゲーマーとして確立しているプレイヤーは国内には存在していない。一般のポケモンを知らない人に発信する上ではかなり閉鎖的であると言えます。
その点複数のゲームタイトルを扱う場所であれば、お互いの良さをお互いの界隈にアピールすることができ、新しい参加者の獲得は勿論のこと強いプレイヤー達の認知度を大幅に高めることにつながるのです。

シングル厨は僕が主催に就いてからずっと「競技としてのポケモンを確立させる」ことを一つの目的として運営を行ってきました。
競技性というのは必ずしもゲームバランスのことを指すのではなく、界隈内での安定と界隈外での注目度によって大きく変動するものと考えています。
つまりシングル厨が今回のSGCに参加するということは、界隈を大きくしつつポケモンの競技性を高めていくために必要なことなのです。

参加者の視点から見ても今回の企画は全く無意味なものではありません。特に、他イベントの参加者団体と交流を持てる機会を作れるというのは大きなチャンスです。
仮に共催するのであればポケモンに何かしら接点のあるゲームジャンルであると参加者としても見ていて面白いものになりやすい。そういう意味で、接点を持ちつつも互いにプレイヤーを多く抱えるゲームとして「大乱闘スマッシュブラザーズ」を扱う団体との共催は双方にメリットがある言えます。
スマブラ勢からしても新作であるポケモン競技への関心は非常に強いもので、今回を機に今後オフやイベントに参加する人も出てくるでしょう。そうなってくると更にポケモン側が盛り上がる機会を作れるわけです。

【SGC開催のために④】要するに今までと何が違うんだよ!

界隈がどうたらという話をしましたが、参加者からしたら自身が大会で楽しめるかが重要なので、多くの人にとってはどうでもいい問題とも言えるでしょう。
(参加者として界隈や大会のことを考えてほしい気持ちはありますが)
そんな参加者のために、前回とは大きく異なるポイントを一部紹介していきます!

■参加方式がチケット制に
これまで参加費は大会運営当日に行ってきましたが、今回は事前にチケットを販売しそれを購入する形式を導入しました。
これによりドタキャンや成り済ましのリスクを避けつつ、当日にスムーズな進行を行うことで待ち時間などの微妙な時間を減らすことができます!

■イベントが2日間行われる
イベントが2日制になったことで時間の幅が2倍になりました!
大会本戦の進行はもちろんのこと、サイドイベントも今まで以上に充実させる予定なのでこれまでとは違った楽しみ方ができます!
(2016/10/13現在 トリプルビート、とにかくバトル!以外のブースについては未公開です。続報をお待ちください)

■パーティの変更が途中で変更可能に
これまでは予選~本戦まで一貫して同じパーティの使用しか認められていませんでしたが、今回は予選/本戦/決勝の3つのタイミングでパーティの変更ができます。
最初の環境ということもあり、試したいパーティを好きな形でカスタマイズして大会に挑みましょう!

■メインステージの演出が豪華に!

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今回は「大展示ホール」による豪華な演出を行う予定です。めっちゃでかい!
これまでのオフだと決勝に進んだ選手を見届けるという印象が強かったのですが、ここまで大きい規模になってくると対戦中に観客からの声援が飛んでくる。実際にステージに立ったことのある人なら分かると思いますが、その中でしか生まれないドラマというものもあり出場者、観客双方にとって大きな感動を生むことは間違いありません。
決勝はもちろんのこと、サイドイベントでもメインステージを用いた企画を用意します!

■ポケモン以外のゲームが体験できる!
今回合同で開催する「大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU」をポケモンにエントリーした参加者も体験できるブースを用意しています。
大会の配信や雰囲気で興味を持った人たちにとって貴重なチャンスといえるでしょう。

※これらの新しい要素は今回限りの採用ですが、内容が好評であれば次回以降も継続採用する可能性があります。
何事もチャレンジなのです。

【SGC開催のために⑤】最後に

色々乱雑に書きなぐりましたが、最終的にSGCで成し遂げなければいけないのは
①シングル厨のつどい を次のステップに進める
②国内における非公式ゲーム大会の可能性を追求する
③大会に参加した参加者を最大限満足させる
この3点です。

参加者にとっては突然2日間開催になったり、その分2回分の参加費を払わなければならなかったりで非常に困惑する想いが強いかと思われます。
しかし次回作を迎え新しくポケモンを始めるユーザーの増加が想定される以上、以前のシングル厨と同じスタイルでは参加者は溢れ続け、運営として提供できる内容にも限界が出てくるでしょう。
そうなる前にどこかのタイミングで新しい取り組みを行う必要があり、合同大規模企画という場で新しい取り組みを試みるチャンスとして開催することを決意しました。

これまで散々シングル厨が次のステップに~と言ってきましたが、要するに参加してくれた人達に大会を最大限に楽しんでもらいたいということです。
そのために必要な要素は大会のクオリティであり、演出であり、未プレイユーザーや参加者でないユーザーからの注目で、それを取り入れるために必要なことは例えリスクがあったとしても実践していきたい。それが自分が主催として果たすべき目標であり、イベント運営としての義務です。

 

という色々な意味で堅苦しい話になってきたところで宣伝です

 

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SGC single game championships 2017年1月7/8日両日に開催します!

今回は「ポケットモンスターサン&ムーン」の初舞台!大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」との合同開催となります!
エントリー人数は両競技合わせて1000人という大規模、日本初のポケモンシングルバトル大規模イベントなのでこの機会に是非ご参加下さい。

第一次募集は2016/10/21から。皆様の応募お待ちしております!

SGC概要:http://singlechu.com/sgc_top

ポケモン側募集要項:http://singlechu.com/sgc-pokemon

 

スタッフ一同、皆様の参加を心よりお待ちしております。
初の大規模大会、楽しんでいきましょうー!


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