ステルスロックの対策を考える

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ドククラゲ

シングル66におけるstelth rockステルスロックの強さは前回の記事で確認した通りだ。アドバンテージ力の高いこの技は一体どのように対策すれば良いのか。現状取れる対策をいくつか提案してみる。

 

対策に入る前に、ステルスロックの強さについて簡単に説明した記事があるので、こちらも合わせて読んで欲しい。

シングル66のステルスロックの重要性

1.「こうそくスピン」「きりばらい」で無効化する

「こうそくスピン」「きりばらい」の効果は以下のとおり

名前 タイプ 威力 分類 命中 PP
こうそくスピン 559163 40 559259 100 40

【効果】回転して相手を攻撃する。しめつける まきつく やどりぎのタネ まきびし なども吹きとばせる。

技の性能だけ見ると非常にショボい。よわい。せいぜいタスキやがんじょう削っておわり。しかしシングル66で唯一相手のステロのみを除去できる効果を持ち、ステロの採用度からみても有効度は非常に高い。ただし覚えるポケモンがごく一部のマイナーキャラばかりなため、スピンを入れるためにはそれらのポケモンを採用しなければならないという弱点を持つ。

【代表的なポケモン】
sドリュウズドリュウズ sドククラゲドククラゲsスターミースターミーer_232   ドンファンsカメックスカメックス

 


 

名前 タイプ 威力 分類 命中 PP
きりばらい 559222 559262 15

【効果】強い風で相手の リフレクターやひかりのかべなどをはらいのける。回避率も さげる。

 効果には書いてないが、ステルスロック、まきびし、どくびし、ねばねばネットも解除する効果がある。ただしこちらは自分が撒いたものも消えてしまう、両者の場をリセットする効果なので、自身がステロなどを使う場合には注意が必要。覚えるポケモンは非常に多いが、実用性についてはかなり低い。

 

2.「マジックミラー」「マジックコート」で反射する

「マジックミラー」はポケモンの特性で、技「マジックコート」を常時発動した状態にする技だ。マジックコートの効果は以下のとおり

名前 タイプ 威力 分類 命中 PP
マジックコート 559226 (1) 559262 15

【効果】特殊な 技の 効果を 跳ね返して 相手に かけてしまう。

具体的には相手を対象にする変化技の効果をそのまま返す効果(ほろびのうたやトリックは両者を対象に、みちづれは自身を対象にするので跳ね返せない)で、ステルスロックなどの相手にのみ影響を与える技は反射する技の対象になる。よって、この技や「マジックミラー」を持っているポケモンはそれだけでステロを対策することができる。

ただし、特性「マジックミラー」のポケモンは基本的に耐久がかなり低く設定されており、「マジックコート」はただ使うだけでは攻撃技を通されてしまう貧弱な技だ。考えなしに採用しても相手の攻撃を通してしまうだけなので、そのままでは対策にはならないことに注意しておこう。

 

3.耐性の高いポケモンを多めに入れる

 ギルガルド ローブシン ガブリアス

ステルスロックはタイプ相性で受けるダメージに変化のある技なので、岩技を半減にできるポケモンであればダメージによる影響は少なくなる。極端な話、パーティの大半をこれらのポケモンで組めればステロによる影響は少なく済むだろう。

しかし岩半減のポケモンで固めてしまうと、当然他への弱点も浮き彫りになってしまう。岩半減にできるのは格闘、地面、鋼の3タイプだが、これら3タイプは相性補完自体はかなり悪く、地面、炎、水技一貫を簡単に作ってしまうので、これらのタイプで固めてしまうとステロ以前に技の一貫でパーティが崩壊しかねない。

 サザンドラ ウォッシュロトム

シングル66は特に地面タイプの技が一貫しやすく、一貫を作らないためにも浮いているポケモンの扱いは非常に大切となる。しかし飛行タイプの大半はステロで1/4削られてしまうので簡単には繰り出すことができない。そこで真価を発揮するのが「特性ふゆう」のポケモン達だ。サザンドラやウォッシュロトムは先に言った地面、炎、水3タイプに耐性を持ち、ステロを半減にできるポケモン達との縦の相性が非常に良い。これらのステロ耐性を持つポケモン達を駆使して、相手のパーティに対処していこう。

 

4.交代の回数を最小限におさえる

これが一番のステロ対策かつ、一番組み込みやすい対策だろう。

交換の回数を抑える。極端な話、交換さえ使わなければステロのダメージは最初に発生した5体分しか発生しないので、その前に相手を削りきってしまえば良い。しかしそれは対応範囲を広くできるシングル66では困難だというのは周知の事実だ。

しかしこれは相性補完に頼った場合の話であり、それらを覆すことができれば交換の回数を下げることは難しいことではなくなる。早速具体例を見てみよう。

 

じぶんMボーマンダ あいて ローブシンウォッシュロトム

例えばこの状況。ボーマンダは性格むじゃきで、「すてみタックル」と「りゅうせいぐん」を覚えた両刀型だったとする。「すてみタックル」でダメージを受けたくない相手はすかさずウォッシュロトムに交換をしたが、次のターン「りゅうせいぐん」で倒すことに成功した。

 じぶんsボーマンダ →sナットレイ    あいて sウォッシュロトム ボルトチェンジ→sローブシン

本来であれば「すてみタックル」のみではウォッシュロトムを倒すことはできず、処理するために一旦有利対面を作ろうと交換を使わざるを得ない。ボーマンダは飛行タイプなので交換するだけでも大きなダメージを受けてしまい、更に「ボルトチェンジ」を使われてしまうと不利な対面から再スタートする。この後にも交換の回数は増えてしまうので、状況的には非常に不利だ。

しかし例の対面では、ボーマンダは交換を使わずに相手のポケモンを1体倒し、もう1体を一撃で倒せる状況を作り上げた。この間交換の回数は1度も発生していない。このように仮想的に対して有利に取れる構成を作り上げることで相性補完は簡単に崩すことができ、交換の回数も最小限に抑えることができる

このような交換回数を抑える考え方はシングル66においては非常に大切で、相手にペースを握られないためには仮想敵を最速で崩す手段を用意しておくことが重要となる。

 


 

 

ここまでで4つの対策を並べてみた。

前者2つの対策はステルスロック自体を無効化するものだが、実際に使用してみてもあまり対策になっていないことが多い。「こうそくスピン」は一見対策になっているようにも見えるが、。一番耐久力と汎用性の高いsドククラゲドククラゲはゴーストタイプであるsギルガルドギルガルドに太刀打ちできず、他のポケモンは繰り出し性能があまり高くないのでこうそくスピンを使うタイミングが中々訪れない。

残り2つの対策についてはステルスロックを撒かれてしまう前提での対処となるが、上記2つよりは汎用性も高く戦術にも組み込みやすい。ステルスロックの処理に困ったらまずこの2点を見直してみて、この中で最善策を取れないか模索してみるのが良いだろう。

 


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